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後潟
【うしろがた】


旧国名:陸奥

後方とも書いた(東奥沿海日誌・国誌など)。津軽半島の東南部の青森湾岸に位置し,西方は梵珠山地が広がる。後潟川が山地から東流し,平野部で南流して南を流れる六枚橋川に合流する。建武2年3月10日の北畠顕家国宣に「内摩部郷」などの地名が見えるが,このなかの「湖方」は「潮方(うしおがた)」で,後潟の前身といわれる(遠野南部文書/岩手県中世文書上)。後潟川と六枚川に挟まれた丘陵上に安藤氏が拠ったといわれる尻八館があり,昭和初年から注目されはじめ(東津軽郡誌),昭和52~54年に発掘調査が実施されて,室町期頃の城館とわかった。中国産や国産の磁器・鉄製品・古銭なども出土している。
後潟村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
後潟村(近代)】 明治22年~昭和31年の東津軽郡の自治体名。
後潟(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7010065