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東十二丁目
【ひがしじゅうにちょうめ】


旧国名:陸奥

東を猿ケ石川が北流し,北上山地の丘陵が川沿いに南にのびる。西は北上川が南流し,河岸段丘地帯を構成している。北境は,丘陵が落ち込み,地溝が東西に走り,北上川が洪水になると容易に浸水する地形で,昔大きな沼があったとされる。南境は,東の猿ケ石川から農業用水を取水し,丘陵部を開削して西の北上川に流れる大堰である。十二丁目の地名は,中世に稗貫(ひえぬき)地方を領有した稗貫氏の重臣十二丁目氏がこの地を支配していたのにちなむとされている。北上川の流れが蛇行部を残して西に移動したことによって広大な照井沼(現在は水田化されている)が残された。沼には円満寺の旧鐘が沈められたという。なお,郡主稗貫氏の家臣に照井氏がいるが(奥南盛風記),この付近の領主か。
東十二丁目村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
東十二丁目(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7015862