春日
【かすが】
旧国名:陸奥
大部分が丘陵地帯。多賀城修築の瓦を製造した大沢囲瓦窯址がある。地名の由来は春日神社鎮座の地であることによる。春日神社は承和10年蔵人頭按察使藤原富士麿が塩竈の上野原(うわのはら)に建立したとの伝承があり,天正年間に焼失,のち現在の春日寒風沢の地に寛文11年に社殿を造営,遷宮したもので,その時小野田村の村名を春日村と改称したという(宮城郡誌)。
【春日村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【春日(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7017224 |