鳥屋ケ崎
【とりやがさき】
旧国名:陸奥
鳥矢崎とも書き,「とやさき」とも読む。宮崎川(田川)下流の左岸に位置し,西南方に薬莱(やくらい)山(553m)が屹立する。村名の由来は,奈良~平安期の竪穴住居址群が発見された鳥屋ケ森の出崎に発達した集落であることによるとも,往古軍事・行政上の中心をなした鳥島の登り口(崎)に当たっていたことによるとも考えられている。
【鳥屋ケ崎村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【鳥屋ケ崎(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7018520 |