金郷村
【かなごうむら】

(近代)明治22年~昭和30年の久慈郡の自治体名。久慈川の支流浅川・山田川の中流域に位置する。千寿・岩手・大方・竹合・中利員・下利員・高柿・箕の8か村が合併して成立。旧村名を継承した8大字を編成。役場を高柿に設置。明治24年の戸数438・人口2,706,厩427,船1。明治36年当村と金砂村の有志によって葉煙草耕作法研究会がつくられた(県史市町村編Ⅰ)。世帯・人口は,大正9年763・3,439,昭和10年729・3,609,同25年858・4,633。昭和30年金砂郷(かなさごう)村の一部となり,8大字を同村の大字に継承。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7036367 |