川根村
【かわねむら】

(近代)明治22年~昭和30年の東茨城郡の自治体名。涸沼(ひぬま)川中流域に位置する。木部・飯沼新田・上飯沼・下飯沼・下土師・奥谷・南川又・南栗崎・野曽・駒渡・蕎麦原・越安の12か村が合併して成立。旧村名を継承した12大字を編成。役場を下飯沼に設置。村名は涸沼川沿岸に位置するところから,俗に宍戸川根と称していたことに由来(沿革誌)。明治24年の戸数539・人口3,360,厩373,船10。世帯・人口は,大正9年937・4,388,昭和10年950・4,666,同25年1,077・6,117。昭和30年茨城町の一部となり,村制時の12大字は同町の大字に継承。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7036655 |