関川村
【せきかわむら】

(近代)明治22年～昭和29年の新治(にいはり)郡の自治体名。霞ケ浦の北岸に位置する。石川・井関の２か村が合併して成立。旧村名を継承した２大字を編成。役場を石川に設置。村名は２か村の合成地名。明治24年の戸数318・人口1,790，厩175，船51。同42年の戸数364・人口2,062，水田179町余・畑198町余，米の収穫3,350石，同43年の漁船76・廻船13，馬160（石岡市史編纂資料）。大正９年霞ケ浦に八木干拓工事着手，同11年八木干拓築堤。昭和３年54町余の水田造成。世帯・人口は，大正９年393・2,061，昭和10年419・2,282，同25年447・2,609。昭和29年石岡市の一部となり，村制時の２大字は同市の大字に継承。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7037890