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寺原村
【てらはらむら】


(近代)明治22年~昭和30年の北相馬郡の自治体名。南西部は北相馬台地の中央部に,そのほかの大部分は小貝川と利根川の間の低地に位置する。寺田・桑原の2か村が合併して成立。旧村名を継承した2大字を編成。役場を寺田に設置。村名は合併両村の合成地名による。明治24年の戸数288・人口1,636,厩114,船1。大正7年の職業は農業が主で,特産物としては,米4,500石・麦4,000石・大小豆700石・蔬菜など8,000円・山林物2,000円・畜産家禽1万1,900円・繭80石・藺草生産物10万4,800円(北相馬郡志)。世帯・人口は大正9年304・1,649,昭和10年288・1,660,同25年421・2,385。昭和30年取手町の一部となり,村制時の2大字は同町の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7038412