七会村
【ななえむら】
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(近代)明治22年~昭和29年の新治(にいはり)郡の自治体名。霞ケ浦に注ぐ恋瀬川支流雪入川中流域に位置する。上稲吉・下稲吉・上佐谷・中佐谷・下佐谷・雪入・山本の7か村が合併して成立。旧村名を継承した7大字を編成。役場を中佐谷に設置。村名は7大字の集まりを意味して名付けられた。明治24年の戸数457・人口2,950,厩292。第2次大戦以前は養蚕が盛んであった。世帯・人口は,大正9年764・3,652,昭和10年757・4,059,同25年1,034・5,840。昭和29年千代田村の一部となり,7大字は同村の大字に継承。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7038779 |