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青山
【あおやま】


旧国名:上野

吾妻(あがつま)川と名久田川の合流点東部,吾妻川の河岸段丘と青山山系の一部に位置する。地名は,永禄2年の分村時,村東方の太平山に松が多く四時青々としていたことによる(吾妻郡誌)。また,吾妻神社の祭神加若次郎和利が北の方子持御前と当地の川端で出会ったので逢山という名が起こった(和利宮縁起)とも伝える。南北朝期花山院(青山)師重は尹良親王を奉じて元中元年吾妻郡青山郷に依った(大日本国史辞典)とあるところから,花山院家の荘園であったとも思われる。また,村の東部に駒形神社があったことから,隣村市城の市代牧の一部とも推定される。円通寺は貞治年間円光上人が開山したものといわれ,現在寺跡のみが残っている。なお,永禄11年5月11日の武田家朱印状写(折田文書/県史資料編7)によれば,蓑輪合戦の勲功の賞として「吾妻郡之内,於横尾平百貫文,於市城・青山之内五拾貫文,合百五拾貫文之所,被出置也」と見え,折田豊後守に当地などの所領が宛行われているが,この文書は検討を要する。
青山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
青山(近代)】 明治22年~現在の中之条町の大字名。




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「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7044258