石戸新田
【いしどしんでん】

旧国名:上野
赤城山から片品川に流れ込む沢の流域に位置する。地名については,地内が水に不便なのに1か所だけ大きな石の間から水が出,その石が戸のようなので石戸と称するようになったとも,東南の砥沢が砥石の産地であったことから石砥と呼ばれ,のち石戸に転じたともいう。この湧水は弘法の井戸と呼ばれ,弘法大師が巡国のおり,当地を訪れ,水不足に苦しむ村人のため杖を立てて井戸をつくったと伝える。痳疹・疱痘に効能があるとされ,他地域からももらいに来た。水の少い赤城の原の開墾・耕作のために役立った。
【石戸新田(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【石戸新田(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7044458 |




