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上浜田村
【かみはまだむら】


旧国名:上野

(近世)江戸期~明治9年の村名。新田郡のうち。八瀬川流域の平坦地に位置し,同川は村の中央を東流したのち南流する。はじめ館林藩領,天和2年旗本中山氏領。村高は,「寛文郷帳」で348石余うち田方124石余・畑方223石余,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」いずれも348石余。慶安3年の検地帳(橋本家文書)では田7町4反余・畑19町2反余・屋敷1町7反余。明和3年の太田宿助郷帳(太田市役所蔵文書/太田市史史料編近世2)によると勤高194石余。幕末の改革組合村高帳によれば,太田町寄場組合に属し,高348石余,家数15。明治元年岩鼻県,同4年栃木県を経て,同9年群馬県に所属。同年太田町の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7045082