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晴海埠頭
【はるみふとう】


晴海2・4丁目南東側に位置する外国・国内の貨物船・官庁船・外国客船不定期航路の大型船専用埠頭。大正15年晴海の埋立に伴い埠頭の建設が始まり,昭和18年工事が完了した。戦後一時米軍に接収されたが,同24年東京港修築5か年計画により,同27年埠頭の整備が着工され,以後外国貿易を中心に急速に発展。同31年貨物量の増加により,春海橋を経て豊洲(とよす)方面へ至る晴海臨港鉄道(越中島線)の工事が,工費2億3,000万円をもって始まり,同33年鉄道は開通した。同51年の総船舶数は1,227隻・総貨物量219万t。おもな貨物は製材・砂糖・雑穀・セメント・砂利・石材・水産加工品など。延長1,867m,11バース。野積場2万5,755m(^2)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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