角川日本地名大辞典 中部地方 新潟県 20 瀬戸【せと】 旧国名:越後 名立川中流域。地名の由来は,東西の山が急に迫る峡谷状の地形から,狭小な海峡の意をもつ「せと」となったという。名立谷瀬戸飛山略史録帳によれば,もと島田村といったが,天平7年山崩れで集落は埋没,生き残った人々が瀬戸村と名を改めたという。交通の難所で,この難を逃れるため観音が祀られている。【瀬戸村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【瀬戸(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7074751