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瀬戸
【せと】


旧国名:越後

名立川中流域。地名の由来は,東西の山が急に迫る峡谷状の地形から,狭小な海峡の意をもつ「せと」となったという。名立谷瀬戸飛山略史録帳によれば,もと島田村といったが,天平7年山崩れで集落は埋没,生き残った人々が瀬戸村と名を改めたという。交通の難所で,この難を逃れるため観音が祀られている。
瀬戸村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
瀬戸(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7074751