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上黒瀬
【かみくろぜ】


旧国名:越中

久婦須(くぶす)川上流左岸に位置する。天正11年「佐々与左衛門知行方目録事」に「参百参俵之所 婦負郡黒瀬内 宮の越村,上黒瀬,小原,滝之わき」とあり,また「参百六拾六俵之所 婦負郡黒瀬村」とある。黒瀬内とは久婦須川流域の黒瀬谷と称する地で,上黒瀬の名は黒瀬谷のうち,最も川上にあることによるという(卯花村誌)。しかし,当村は最も川上に位置するとはいい難く,黒瀬村という村があって,その川上に位置していたとも考えられる。「佐々目録」中の黒瀬村は,記されている他の村々からみて遠隔地とは思えない。江戸中期加賀藩士新村某が描いた富山藩領地図に,上黒瀬村の対岸久婦須川右岸にクロゼと特記して円で囲んだ地があるが,これが黒瀬村の跡と思える。
上黒瀬村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
上黒瀬(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7080810