角川日本地名大辞典 中部地方 富山県 27 末上野【すえうわの】 旧国名:越中 上段(うわだん)段丘上にあり水利が悪いため開拓が遅れ,寛永17年,藩の直営工事とし常願寺川より取水した秋ケ島用水開通後に新田が開かれた(東中野新史)。往昔末庄の目桑(めくわ)村の紋助が,大永年間に移住したと伝える(上段村誌)。【末上野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【末上野(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7082145