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鳥越
【とりごえ】


旧国名:加賀

津幡(つばた)川支流笠野川とそれに注ぐ宮田川の合流点山麓に位置する。地名の由来はこの村の東にほそが峰という山があり,鳥が多く通り,その山下にある村であるため名づけられたという(村名由来)。真宗大谷派弘願寺は観応元年本願寺第3世覚如の直弟子玄頓が鳥越に創建したと伝えられ,戦国期北加賀の一向一揆の中心であったが,天正8年佐久間盛政に攻められて羽咋(はくい)郡堀松に逃れ,慶長年中に金沢へ移転し,同14年さらに現在の津幡町加賀爪の地に移ったといわれている(河北郡誌)。現在の大国主神社付近が弘願寺の寺址とされている(同前)。天正12・13年に,前田利家と佐々成政が攻防戦を繰り広げた鳥越城跡は,笠谷隧道の上の丘で,七黒の持山である(津幡町史)。
鳥越村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
鳥越(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7088590