三小牛山
【みつこうじやま】

金沢市の南郊,野田山墓地に接続する丘陵性の山。最高部は標高167m。第2次大戦前,旧陸軍第九師団の工兵隊演習場であったが,現在は陸上自衛隊金沢駐屯部隊の演習場となっている。地名の由来を「加賀志徴」は芋掘藤五郎が,小牛を3匹,金で鋳造して埋めたことにちなんだとし,「亀の尾の記」は地中の金・銀・鉄の精が3匹の牛となって山中から出たことによると伝えている。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7089954 |