島橋
【しまばし】
旧国名:越前
九頭竜川下流左岸の扇状地に位置する。地名は芝原用水に架せられた長さ9間・幅2間の島橋に由来し,「上水掛り旧例考」などに島橋町と散見される。「続片聾記」に「松岡様江戸御往来候節商人出候而より其後村出来のよし」と村が形成された様子や蛍狩りの地としてにぎわったことを記す。また街道沿いのため茶屋があり,飴を売っていた(名蹟考)。
【島橋村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【島橋(近代)】 明治22年~昭和36年の大字名。
【島橋町(近代)】 昭和36年~現在の福井市の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7092893 |