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雨畑湖
【あめはたこ】


南巨摩(みなみこま)郡早川町を流れる早川の支流,雨畑川に日本軽金属が水力発電用につくったダムによる人工湖。雨畑川の中流に位置する。同ダムは本県初のコンクリートアーチ式ダム。堤長147m・高さ80.5m・工費21億4,000万円・貯水面積0.58km(^2)・有効貯水量1,100万tで,最大出力1万3,000kw(常時3,300kw)の発電能力のある角瀬(すみせ)発電所を設けた(有効落差128.4m)。この電力は自家営業用で静岡県の日本軽金属蒲原工場に送電される。ダム建設に伴い2戸の民家と早川町役場硯島支所が湖底に沈んだ。断層破砕帯を流れる雨畑川からの土砂礫流入が多く,貯水能力が減退したため,湖底土砂撤去も行っている。名称は雨畑川にある湖からの命名で,一時竜棲湖などと呼ばれたことがある。地元では観光開発に力を入れ観光協会を組織し,早川漁協がコイ・マス・ワカサギなどを放流し,釣場としても知られる。なお周辺は県により雨畑湖景観保存地区に指定されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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