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七瀬
【ななせ】


旧国名:信濃

中野扇状地扇端の長丘丘陵西麓に位置する。水田灌漑の用水路が7筋に分かれて流れることから地名がつけられたという。丘陵上には長野市以北唯一の前方後円墳双子塚古墳(県史跡)があり,全長62m・後円部の高さ7.5m。周囲から埴輪円筒の破片が発見されている。内部は木棺で,直刀・槍・鉄鏃・甲冑・鏡・土器類が出土している(中野市誌)。ほかに数個の円墳がある。当地は縄文遺跡姥ケ沢(近世の入会地)に接し歴史が古い。丘陵の東山麓,五りんくぼからは五輪塔が多数出土している。古寺の寿徳寺跡で山崩れのため,土中に埋まったものか。五輪坂には当地方最大(総高1.19m)の五輪塔が残っている。また付近にある五輪塔には応仁3年正月の年紀があり,豪族長針氏の居館跡と伝えるものもあるが五輪塔との関係は不明。
七瀬村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
七瀬(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7102423