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新治村
【にいはるむら】


(近代)明治9~13年の村名。佐久郡のうち。浅間山南麓,湯川中流域に位置する。村名は新しい名の村が丸く治まるようにと願って命名された。草越村と茂沢村が合併して成立。明治11年の北佐久村内概況調書(北佐久郡志資料集)によれば,反別は田35町5反余・畑85町2反余・宅地4町7反余・山林155町1反余・原野739町8反余,戸数90・人口393(男209・女184),馬53,物産は米143石・大豆30石・粟30石・稗120石・蕎麦53石・黍15石・馬鈴薯1,750斤・馬沓8,500足・木綿布200反,男は農間に賃馬稼,女は裁縫。同12年北佐久郡に属す。同13年草越村と茂沢村の2か村に分村。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7102467