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箕輪領
【みのわりょう】


旧国名:信濃

(近世)戦国末期~江戸期の伊那郡の地域呼称。中世以来箕輪郷・箕輪領と呼ばれた。天正19年~慶長6年の毛利・京極氏飯田藩領時代には行政区域で,「天正高帳」では中坪・野口・下寺・福島・福与・三日町・長岡・小河内・大井手・八乙女・上古田・下古田・松島・木下・窪・殿・田畑・神子柴・沢尻・大屋・大泉・中城(中条)・与地・羽広・上戸(あがつと)・富田の26か村,計1万1,326石余。慶長6年中坪・野口と下寺のうち八ツ手は幕府領(千村氏預所)に転じ,同年以降の飯田藩小笠原・脇坂氏領では箕輪領1万石と呼ばれる行政区域であった。脇坂氏領では23か村,高合9,856石余(元和3年領内定物成帳),木下村に陣屋を置き,郡代以下家臣20~30名が常駐して施政に当たった(上伊那誌)。寛文12年幕府領,天和2年~元禄12年板倉氏領,さらに幕府領・旗本太田氏知行所などと変化を重ねる。板倉氏領の時は箕輪1万石が行政単位で,木下陣屋で支配したが,以後箕輪領は慣用的な地域呼称となった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7103614