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一色村
【いっしきむら】


旧国名:美濃

(近世)江戸期~明治7年の村名。美濃国安八(あんぱち)郡のうち。揖斐(いび)川扇状地の中ほどに位置する。地名は荘園との関係が推測されるが不詳。大垣藩領。村高は「慶長郷牒」963石余,「元禄郷帳」850石余,「天保郷帳」1,057石余。大垣藩の内高547石。鎮守は北野社と白鳥社。寺院は曹洞宗光源寺,真宗本願寺派正覚寺の他,安八大夫建立の伝承を持ち,もと真言宗広大寺と称した戸田氏鉄の女栄春院の菩提所曹洞宗栄春院がある。明治4年岐阜県に所属。同5年村明細帳の戸数36・人口175。同7年北一色村と改称。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7104504