大塚
【おおつか】
旧国名:美濃
大墳とも書く。牧田(まきだ)川中流の左岸に位置する。牧田川は永禄9年の大洪水までは当地の南を流れていた。地名の由来は,式内社と伝える多岐神社境内の古墳によるといわれている。同社は,古くから多芸(たぎ)郡内50余か村の総社として崇敬されている。
【大塚郷(中世)】 室町期から見える郷名。
【大塚村(近世)】 江戸期~明治15年の村名。
【大墳(近代)】 明治30年~昭和29年の多芸【たぎ】村の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7104939 |