改田村
【かいでんむら】

旧国名:美濃
(近世)江戸初期の村名。美濃国方県(かたがた)郡のうち。開田とも書く(堀部千氏所蔵文書)。板屋川右岸の平坦地に位置する。地名の由来は往古土地開墾して田畑とした地域であることによるという(ふるさと七郷)。永禄11年~慶長年間と推定される美濃国総坊主衆支配定書にすでに「カイテン 教徳寺 中下」と見える(西円寺文書)。加納藩領。村高は「慶長郷牒」「元和領知改帳」1,249石余。「正保郷帳」からは東・西改田村に分村。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7105195 |