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夏厩
【なつまや】


旧国名:飛騨

滝ケ洞山の北西麓,小鳥(おどり)川の上流域に位置する。地名の由来は,小鳥郷の村々では,古来馬を野飼いにし,冬の秣には稗糠や稗殻など有り合わせの物を食べさせたが,蓮徳寺の先祖何某が,夏草を刈り干し,冬の秣とし,その厩の肥を翌年の田畑にかけたところ穀物がよく実ったので,村中もそれにならって夏の間に冬の秣を貯えるようになり,作柄もよいので他村から羨まれ,夏厩村と称するようになったという(後風土記)。またかつて駅舎のあった所で馬継場の名残であるともいう(清見村誌)。
夏舞(中世)】 戦国期に見える地名。
夏厩村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
夏厩(近代)】 明治8年~現在の清見村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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