八幡町
【はちまんまち】

旧国名:飛騨
(近世~近代)江戸期~現在の町名。江戸期は飛騨国大野郡灘(なだ)郷一之町(いちのまち)村のうち。北山に続く桜山の麓に位置する。町名の由来は桜山八幡神社の社名によるという。金森氏時代の家数70軒,延享3年50軒(国中案内)。桜山八幡社は三町の安川以北と新町一帯を合わせた下町といわれる地域の産土神。境内にある秋葉神社は高山旧火消10組のうちの秋葉講の本拠地。明治8年高山町新町の一部となり,昭和11年からは高山市新町の一部。昭和17年高山市八幡町となる。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7108015 |