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男川村
【おとがわむら】


(近代)明治22年~昭和3年の額田(ぬかた)郡の自治体名。矢作(やはぎ)川支流の乙川中流右岸に位置する。欠(かけ)・小美(おい)・高隆寺・丸山・大平・洞の6か村が合併して成立。旧村名を継承した6大字を編成。役場を大平に設置。明治24年の戸数607,男1,487・女1,710,学校1。同35年欠が岡崎町に編入し,当村は5大字となる。同43年の反別は田187町余・畑109町余・宅地36町余・その他328町余。大正10年の職業別世帯数・人口は,農業411・2,103,工業101・956,商業120・590,産額は農産30万2,304円・工産89万2,130円・林産2,500円など。昭和2年の世帯数597・人口3,710。同3年岡崎市の一部となり,村制時の5大字は同市の町名となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7116881