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魚見
【うおみ】


旧国名:伊勢

魚海とも書く。櫛田川下流右岸の氾濫原に位置する。地名は,伊勢神宮の魚見新御園・魚見東御園に由来するが,神宮上機殿の奉仕族の麻続(おみ)の転訛したものとされ,麻続氏の本貫地とする説(松阪市史稿)や,倭姫命が櫛田川航行中に舟中に魚が沢山飛びこんできたのを喜び魚見社を建てたという伝説(倭姫命世記)にちなむ説がある。平安期には神宮大宮司大中臣家の料地・住所となり,大宮司公房(天永2年没)は魚見前司と号している(神宮典略)。また,「伊勢大神宮神名秘書」には推古天皇14年11月11日条に「魚見神社」「魚見社」が見える。
魚見(中世)】 鎌倉期から見える地名。
魚見村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
魚見(近代)】 明治22年~昭和28年の大字名。
魚見町(近代)】 昭和28年~現在の松阪市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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