城田村
【きだむら】

(近代)明治22年~昭和29年の度会(わたらい)郡の自治体名。上地村・中須村・川端村の3か村が合併して成立。旧村名を継承した3大字を編成。村役場は上地に設置。村名は市制町村制施行の際の申立書に「この地を従来,外城田郷と称し,他に類称名あるを以て城田村と称す」とある。明治6年開校の上地学校,同8年開校の中須学校・川端学校は同32年合併して上地に城田尋常小学校を設置,同36年まで中須に分教場を設けた。人口は大正9年2,832・昭和15年3,038,同30年の世帯数604・人口3,454。同年1月1日伊勢市の一部となり,村制時の3大字は同市の町名に継承。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7126421 |