角川日本地名大辞典 近畿地方 三重県 29 佐渡【さわたり】 旧国名:紀伊 北山川に合流する大又川流域の谷間に位置する。地名の由来は,木本方面への往来の便を図るために,大又川に架した丸木橋,すなわち狭渡の意味からという(紀伊続風土記)。千本桜という樹下に古墳が2基ある。天正16年豊臣秀長に北山攻めの命を受けた堀内安房守は,当村民の案内を頼んで北山中を成敗した。【佐渡村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【佐渡(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7127060