厚
【あつ】

旧国名:丹波
由良川支流和久川に注ぐ弘法川流域に位置する。由良川は,天正年間明智光秀が流路を変更するまで,当地付近を北流していたという(丹波誌)。西方の茶臼山(87m)中腹から北麓にかけて,弥生土器が出土する。また頂上には円墳があった。茶臼山は,中世の古城で南北朝期建武4年9月10・11日北朝方仁木頼章に属する片山高親が,暦応2年6月2日同じく頼章方の久下重基が南朝方を攻撃した(片山文書・久下文書)。天正年間には当地方の国人塩見氏一族の和久庄衛門大夫長利の居城がある(丹波志)。
【厚村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【厚(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7136161 |




