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幾地
【いくじ】


旧国名:丹後

加悦谷(かやだに)平野の北西部,野田川支流岩屋川沿岸に位置し,北は中郡に接する。香久山古墳など5基の古墳があり,地蔵山には室町・戦国期の庶民火葬墓地である地蔵山遺跡がある。地蔵山遺跡には結衆15人・文明28年の銘のある宝篋印塔1基のほか,五輪塔50基・阿弥陀仏像109体・地蔵菩薩像など11体が段築に並べられている。中世山城は,地域南端に香久山勝右衛門の香久山城,北部に石川左衛門尉秀門の幾地城があったが,前者は天正7年,後者は同10年に細川勢に滅ぼされた(丹後旧事記)。また,地内には市場前・市場後・市場上などの地名があり,中世に市が開かれていたことがうかがえる。
幾地村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
幾地(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7136370