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小塩?
【おしお】


旧国名:山城

老ノ坂山地の主峰釈迦岳(631m)北麓,鉢伏山(218m)西麓に展開し,地勢は起伏に富み,中央部を善峰川支流小塩川(鴨谷川)が北流する。この川にほぼ沿って善峰寺への参道が通じる。土地の人は釈迦岳から大原野辺までの山をおよそ小塩山と呼んでいたようであるが(山城名勝志),現在では山頂に淳和天皇陵があるとされる大原野西方の山(別名大原山,641m)をさす。地名の由来は釈迦岳・鉢伏山山麓に入り込んだ地勢に基づく小入(おじお)にあるといわれる(大原野)。また,嘉祥3年恵亮開基の天台宗十輪寺に残る在原業平の塩焼きの故事にちなむともいう(大原野一覧・京羽二重など)。地勢から来た「小入」の訓が,塩焼き伝説を生み,「小塩」の表記が生まれたと思われる。
小塩荘(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える荘園名。
小塩村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
小塩(近代)】 明治22年~昭和34年の大原野村の大字名。
小塩町(近代)】 昭和34年~現在の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7137846