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放出
【はなてん】


旧国名:摂津

「はなちで」とも称した。旧大和川(楠根川)と寝屋川とに挾まれた難波江旧址の低湿地に位置する。古代~中世には当地付近で,諸河川が流入して大湖沼となり,湖水は当地点から西流して淀川(大川)に合流し,難波江に入った。地名は,この大湖沼の放出口であったことにちなむと思われる。「花営三代記」応安4年6月22日条に「放出渡」と見えるように(群書26),難波と河内・大和とを結ぶ水上交通の要所であったが,大和川の流路変更に伴い,江戸期には干拓が進んで農村地帯となった。
放出村(中世)】 平安期~戦国期に見える村名。
放出村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
放出(近代)】 明治22年~大正14年の榎本村の大字名。
放出町(近代)】 大正14年~昭和49年の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7152955