大滝
【おおたき】

旧国名:大和
吉野川上流に位置する。この付近の吉野川は両岸から岩壁が迫り,川幅が狭く,川中に岩頭が露出して激流となっており,地名はこれに由来する。ここの地形が宮滝に似ていることから,吉野宮跡をこの付近に求める説がある。「万葉集」巻9の「大滝を過ぎて夏身に近づきて清き川瀬を見るが清けさ」(1737)は大滝を詠じたとする説も,前記のことと関連している(吉野川上村史)。右岸の絶壁を鎧掛岩といい,源義経が吉野山から脱出してきた時,ここで鎧をぬぎすてたとの伝承がある。
【大滝村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【大滝(近代)】 明治22年~現在の川上村の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7165799 |




