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糸谷
【いとたに】


旧国名:因幡

「いとたん」とも通称する。袋川中流右岸側の谷あいに位置する。地名は古代にあった糸谷山長流寺の山号名にちなむと伝承する。中世頃まで集落は現在地の南の山すそにあって隣接する谷と1村で,交通の要衝でもあったため戸数も多い繁華な村であったが,戦国の兵乱で寺とともに焼かれ,寺の故地の谷あいだけの小村になったという。周辺の山頂には古墳時代初期からの古墳10数基が確認され,また弥生式土器片の出土もあったと伝えている。長流寺は中世には境内120間四方の寺院で,東南部山麓の寺跡からは遺物も出土した(因幡志)。
糸谷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
糸谷(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7174275