今原峠
【こんばらとうげ】

邑智(おおち)郡石見(いわみ)町日貫(ひぬい)・青笹(あおざさ)から日和(ひわ)・今原に越す峠。今原は山間の盆地ともいえる野原。応永年間から延徳年間頃まで中野の長円寺があったことから，当時は人家も多かったと思われる。標高は540m。すっかり荒れ果てた原野になったが，第２次大戦後開拓されている。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7179127