宇山?
【うやま】

旧国名:備中
阿哲台中部,高梁(たかはし)川支流佐伏川中流左岸に位置する。昔津々村のうちで,横内・山際から移住した人々が石灰岩洞(鍾乳洞)を崇拝して,宮地と称した。地名の由来は,兎のいる山が卯の山,宇山と変化したといい,石灰岩台地からなっていたため,白い岩を卯の花と見て卯の山・卯山と称したらしい。当地と矢中集落の中間に宇山洞(矢中穴)という鍾乳洞があり,伝説によれば,鬼の岩屋と称し,旧暦の3月節句の日は鬼たちがお礼に出て留守になるため里人が洞内に入ってもよいといわれている。字大宮の岩山神社に伝わる伝説によれば,昔この神社にいた神馬が火災に驚いて奔走,その蹄形の跡が社の山麓に残り,鞍を落とした淵を鞍淵という。字小井に曹洞宗宇賀山重福寺がある。
【宇山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【宇山(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7182429 |




