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上下
【じょうげ】


旧国名:備後

江の川水系上下川と芦田川水系矢多田川の流域。「上下は往古,城下と書き後に上下と書くに至れり」という(上下町略史)。文禄3年9月3日付の毛利輝元安堵状に「備後国神怒郡上下村四百拾七石弐斗」とあり,この頃林元善の知行地があった(閥閲録91)。近世になって瓦が製造され,上下人形が作られた。「かわら番屋」という地名も残る。地内の専教寺は,相模国鎌倉の人北条忠親が明空に帰依し道願と名乗って下向,安貞2年に同寺を開いたという。善昌寺も正中2年斎藤景宗が弁翁を開山に迎えて創建したという。旧石州街道筋にあたり,古くから陰陽交通の要衝である。
上下村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
上下村(近代)】 明治22~30年の甲奴郡の自治体名。
上下町(近代)】 明治30年~現在の甲奴郡の自治体名。
上下(近代)】 昭和29年~現在の上下町の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7189281