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切畑
【きりはた】


旧国名:周防

横曽根川上流域,千切峠の南に位置する。地名の由来は,往古防府の者が切り開き入百姓に来たため切畑と呼ぶようになったという(地下上申)。また,天平年間に長門鋳銭用の銅を産した逵理(きり)山の山麓地帯に開けた耕地であるから,逵理畑(きりはた)となったともいう(地名淵鑑)。「続日本紀」天平2年3月に「吉敷郡逵理山出す所の銅,試みに冶錬を加えたるに,並に用をなすに堪ゆるを以て当国に採冶せしめ,長門の鋳銭に充てしめた」とある逵理山が,江戸期にも一時採鉱された切畑西山銅山と考えられている(地名淵鑑)。ただし「逵理山」は「続日本紀」の現存写本に「達理山」とある。
切畑村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
切畑(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7192644