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細江町
【ほそえちょう】


(近代)①昭和29~50年の下関市の町名。もとは下関市大字関後地村(せきうしろじむら)・西細江町・豊前田町・入江町・岬之(はなの)町の各一部。関門海峡に面する。地名は細い入江にちなんだものであろう(下関市史)。享保12年の「画典通考」には「大細江丁」,元文4年の地下上申絵図には「小細井丁」と見え,東西に分かれる前の細江は長府藩初期の赤間関七か町の1つ(下関二千年史)。元禄11年の四鳥一渓集に,細江夜雨と題して「夜の雨に音をゆづりて夕嵐細江の磯に寄するさざ波」の1首がある(下関市史)。細江の小字・小名に裏門小路・大小路・上ノ山小路・水場小路・境小路がある(県風土誌)。昭和31年,もと山陽百貨店(昭和19年閉店)の建物を労働会館として開館,同56年閉館。昭和31年に下関東宝劇場が市民館OS劇場と改称し,同44年から下関市の文化会館となった。昭和38年,婦人会館が完成。昭和31年西細江町を編入。同48年,一部が細江町1~2丁目・豊前田町となり,残部は同50年細江町3丁目となる。②昭和48年~現在の下関市の町名。はじめ1~2丁目,昭和50年からは1~3丁目がある。もとは新港町と細江町の一部。昭和50年細江町を編入。同61年,市の新都市拠点整備事業の区域に含まれ,JR西日本の引込線が撤去された。世帯数・人口は,昭和50年256・667(男296・女371),同60年290・722(男326・女396)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7194474