国道
【こくどう】

国道11号 徳島市―香川県高松市―愛媛県松山市を結ぶ一般国道。延長239km。起点は徳島市かちどき橋1丁目で,鳴門市から引田町―高松市―坂出市―丸亀市(以上香川県)―川之江市―西条市(以上愛媛県)を通り松山市に至る四国で最も重要な路線。本県内は鳴門市北灘町碁浦までの延長39.8km。徳島市かちどき橋1丁目では国道55号と接続。大正9年に国道に認定され,昭和27年に1級国道に,同40年には一般国道に指定される。本県と高松方面,鳴門経由で淡路・本州方面とを結ぶ輸送路として,また徳島市内への通勤道路として交通量が多く,吉野川橋下流に吉野川大橋が架けられ,11号のバイパス工事が進められた。昭和60年には大鳴門橋が完成,四国と本州を結ぶ輸送路として一層その役割を増した。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7196000 |