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徳島鉄道
【とくしまてつどう】


徳島鉄道株式会社が経営した路線名。徳島(徳島市)~船戸(現川田駅,山川町)間34.1kmで運行。現在の国鉄徳島本線の母体となる。明治28年11月22日板野郡西条村の大串竜太郎ほか19人が徳島~川田(山川町)間の鉄道建設を出願し,同29年5月19日に私設鉄道による敷設が許可され,翌30年6月4日会社設立並びに鉄道敷設免許状を下付された。本社は徳島市寺島町に置き,資本金80万円で鉄道建設に着手した。まず明治32年2月16日に徳島~鴨島(鴨島町)間18.9kmが開通,同年8月19日に鴨島~川島(現阿波川島駅,川島町)間3.8kmが,同年12月23日に川島~山崎(現山瀬駅,山川町)間6.3kmが,同33年8月7日に山崎~船戸間5.1kmがそれぞれ開業した。開通時の開設駅は徳島・蔵本・府中・石井・牛島・鴨島・西麻植(にしおえ)・川島・学(がく)・山崎・湯立(現阿波山川駅)・船戸の12駅,列車本数は1日7~9往復であった。鉄道国有法により,明治40年9月1日,134万1,430円で現在の国鉄に買収され,徳島線と称した。買収後の大正3年3月25日川田~阿波池田(池田町)間が開業し,徳島本線となった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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