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脇町
【わきまち】


旧国名:阿波

吉野川中流左岸に,北から流入する大谷川のつくる扇状地西部と洪積台地に位置する。地名の由来は,中世の領主として居館した讃岐藤氏の流れをくむ脇氏の姓にちなむといわれる(脇町誌)。北部の洪積台地上からは石鏃,弥生式土器破片なども出土している。脇権守仲房は文明年間に当地から伊予に移っている。戦国期には三好氏の城として脇城があるが,長宗我部氏の阿波進攻によって,天正年間長宗我部方の手に落ちた。なお脇城と岩倉城とは異なるが,天正13年7月27日の吉川元長書状には「岩倉〈脇ノ城トモ云〉」とあるように,しばしば両城は混同されている(吉川家文書別集/大日料11-17)。
脇町(近世)】 江戸期~明治22年の町名。
脇町(近代)】 明治22年~現在の美馬郡の自治体名。
脇町(近代)】 明治22年~現在の脇町の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7197699