越知
【おち】

旧国名:土佐
仁淀川の中流域に位置し,東部は越知盆地,西部は鳥形山脈の東端部と不入山脈の一部からなる。大部分を山林が占め,西端には霊峰横倉山がある。古くは三尾と称したといい,慶長6年8月19日付の深尾与右衛門宛の山内一豊知行宛行状には「六拾七町三反十一代 三尾村」と見える(佐川町史)。なお三尾の地名は,坂折川・柳瀬川が仁淀川に流入する付近の地形にちなむものと思われる。
【越知村(中世)】 織豊期に見える村名。
【越知村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【越知村(近代)】 明治22~33年の高岡郡の自治体名。
【越知町(近代)】 明治33年~現在の高岡郡の自治体名。
【越知(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7204702 |




