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東小田
【ひがしおだ】


旧国名:筑前

宝満川支流曽根田川下流域の平野部に位置する。西隣の西小田(筑紫野市)に対して東小田という。字峰に東小田峰遺跡,字向福島に向福島遺跡,字沼尻に東小田沼尻遺跡があり,また,字中原前からは銅矛鎔範が出土。当村は建武3年3月6日,九州に西下した足利尊氏が,故少弐貞経の追善供養料として寄進した夜須郡小田郷(村)に由来し(歴代鎮西志所収文書/天満宮史料11),のちにそれが東西両村に二分されたのであろう。その時期は明らかでない。近世の西小田村(現筑紫野市)が御笠郡に属していることからすれば,分割にともなって郡境が変更されたのかもしれないし,もともと小田郷が夜須,御笠両郡にまたがってはいたが,のちの東小田村が中心で,総体としては夜須郡内とみなされていた可能性もある。
東小田村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
東小田(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7214047