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明星寺
【みょうじょうじ】


旧国名:筑前

竜王山北東麓の谷間に位置し,北谷と南谷の両谷に集落が分れる。地名の由来は,この地に明星寺があったことによるとされ,同寺ゆかりの湯屋池に明星の光が映ったので寺号にしたといわれる。「続風土記」には,虚空蔵田・薬師田・あみた田・鐘楼田の字が残ると記す。鎌倉初期,浄土宗鎮西派開祖聖光上人弁阿が明星寺を復興したが(聖光上人伝),天正年間の戦乱で焼亡衰微したといわれる。日数原(日岸原)の名は,聖光弁阿上人が彦山参詣の度毎に松を植えたことから起るという(嘉穂郡誌)。北谷にある「法橋琳朝八十一入滅元亨二年壬戌二月二日」銘の石造卒塔婆と,湯屋池から発見されたという「滑石刻真言」2面(飯塚市歴史資料館蔵)は,昭和38年県文化財に指定されている。中世には椿荘に属したという(同前)。
明星寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
明星寺(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7215114