森
【もり】

旧国名:肥前
鹿島平野,塩田(しおた)川右岸に位置する。大部分が有明粘土層からなり干潟の自然干拓によって陸化した地で,地名は当地にある海抜24mの森岳に由来する。森岳は北鹿島における唯一の高地で,安山岩・集塊岩から成り,太古には有明海に浮かぶ小さな火山島であったといわれる。森岳にある五宮神社は,「三代実録」に見える塩田町丹生神社の第5番目の下宮としての性格をもつといわれ,境内には慶安3年建立の典型的な肥前鳥居がある。また森岳は竜造寺氏と有馬氏の戦いの際,竜造寺氏の鹿島横造城攻撃で軍功をたてた犬塚弾正忠鎮家(播磨守盛家)が新恩の地200町を得て居城した森岳城があったところである。
【森村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【森(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7218931 |




